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香水と服は、同じブランド体験になった フレグランスがメゾンの“入口”として強くなる構造と、成功パターンの違い
香水と服は、同じブランド体験になった
フレグランスがメゾンの“入口”として強くなる構造と、成功パターンの違い
香水は、服より先に“そのブランド”をまとえる。
この一文は、気の利いた比喩というよ...
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“作り手の顔”が見えるほど、ブランドは強くなるのか 職人コンテンツ、工房公開、修理サービスが「信用」に変換される仕組み
“作り手の顔”が見えるほど、ブランドは強くなるのか
職人コンテンツ、工房公開、修理サービスが「信用」に変換される仕組み
「職人の手元が見える」と、なぜか安心してしまう。
この感覚は、気分の問...
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ラグジュアリーの「値上げ」はどこまで構造か 原材料では説明できない価格改定のロジックを、供給網と需給で読む
ラグジュアリーの「値上げ」はどこまで構造か
原材料では説明できない価格改定のロジックを、供給網と需給で読む
ラグジュアリーの値上げは、ニュースとしては「材料費が上がったから」で処理されがちです...
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アーカイブが高いのは「希少」だからだけでは無い 資料性・再現性・修理可能性。価格が上がる条件を分解する
アーカイブが高いのは「希少」だからだけでは無い
資料性・再現性・修理可能性。価格が上がる条件を分解する
アーカイブが高値になる理由は、単に「数が少ないから」だけでは説明しきれません。
むしろ...
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ファッションウィークの価値が「見せる」から「売り場の翻訳」へ ショーとショールームとバイイングが、いま改めて主役になっている話
ファッションウィークの価値が「見せる」から「売り場の翻訳」へ
ショーとショールームとバイイングが、いま改めて主役になっている話
いまパリで起きていること
現在パリでは、Paris Fas...
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【“上品”は何でできているか】 価格でも縫い目でもなく、総合の印象としての上品さを、ほどよく分解してみる
【“上品”は何でできているか】
価格でも縫い目でもなく、総合の印象としての上品さを、ほどよく分解してみる
上品さって、便利な言葉です。
褒め言葉として使われるのに、定義はあいまいで、だいたい「...
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【“経年”はデザインか、偶然か】 エイジングが美しい服、ただ古びる服。残る服だけが持つ「時間の受け止め方」
【“経年”はデザインか、偶然か】
エイジングが美しい服、ただ古びる服。残る服だけが持つ「時間の受け止め方」
服の経年変化には、二種類あります。
ひとつは、時間が「表情」になる変化。もうひとつは...
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【バッグは“運ぶ道具”から“個人の記号”へ】 アイコンバッグが「投資」「所有」「継承」の言語で語られるまで
【バッグは“運ぶ道具”から“個人の記号”へ】
アイコンバッグが「投資」「所有」「継承」の言語で語られるまで
【1 道具から、所作を変える装具へ】
バッグが記号化する起点は、収納力ではなく...
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【“限定”の設計史】 カプセル、ドロップ、ホリデー、旧正月 限定を文化にする仕組みを、ブランド側の意図とコレクションの位置づけから読む
【“限定”の設計史】
カプセル、ドロップ、ホリデー、旧正月
限定を文化にする仕組みを、ブランド側の意図とコレクションの位置づけから読む
限定は、ラグジュアリーにとって昔から自然な語彙でした。希...
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【ランウェイが市場に届くまでのタイムラグ】 コレクションが「売れる形」へ翻訳されるまでに起きていること
【ランウェイが市場に届くまでのタイムラグ】
コレクションが「売れる形」へ翻訳されるまでに起きていること
【いまパリで起きていること】
いまパリでは、メンズのParis Fashion Week...
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【クリエイティブ・ディレクター交代は、何を変え、何を残すのか】 型・素材・プロポーションの連続性で読む「継承の設計史」
【クリエイティブ・ディレクター交代は、何を変え、何を残すのか】
型・素材・プロポーションの連続性で読む「継承の設計史」
ラグジュアリーの交代劇は「ムードが変わった」で片づけられがちですが、ブラ...
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【“修理できる服”の強さ】 長く着ることを「道徳」ではなく「構造」として捉える
【“修理できる服”の強さ】
長く着ることを「道徳」ではなく「構造」として捉える
服を長く着ることは、しばしば倫理や美意識として語られます。
ただ現実には、長く着られるかどうかは気合いよりも、設...
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【ラグジュアリーブランドとSNS】 ブランディングを「媒体」から「体験」へ変えた二十年
【ラグジュアリーブランドとSNS】
ブランディングを「媒体」から「体験」へ変えた二十年
ラグジュアリーやデザイナーズブランドにとって、SNSは単なる宣伝の場ではありません。
二〇〇〇年代後半以...
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【新年とラグジュアリー】 カレンダーの「切れ目」としてのファッション
【新年とラグジュアリー】
カレンダーの「切れ目」としてのファッション
年が変わるとき、私たちは自然と「今年はどんな服を着ていこうか」と考えます。
その感覚は、単なる気分ではなく、ファッションの...
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ラグジュアリー公式リセールと、「選ばれるアーカイブ」の条件
ラグジュアリー公式リセールと、「選ばれるアーカイブ」の条件
近年、「ブランド公式のリセール」「ブランド認定のプレオウンド」という言葉を目にする機会が一気に増えました。
Gucci がThe R...
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「静かな贅沢」の正体 ――“Quiet Luxury”は新しいトレンドではなく、ずっと続いてきた態度の名前
「静かな贅沢」の正体
――“Quiet Luxury”は新しいトレンドではなく、ずっと続いてきた態度の名前
ここ数年、「クワイエット・ラグジュアリー」「ステルス・ウェルス」という言葉が一気に...
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ジュエリーの再評価 リングとブレスレットが「ジェンダー」「都市性」「ステータス」を担ってきた経路
ジュエリーの再評価
リングとブレスレットが「ジェンダー」「都市性」「ステータス」を担ってきた経路
ここ数年、リングやブレスレットは「飾り」以上のものとして、もう一度注目されています。象徴的なの...
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二次流通はいつ「文化」になったのか–– 史実から読み解く、アーカイブの本質とは。
二次流通はいつ「文化」になったのか––
史実から読み解く、アーカイブの本質とは。
いまやラグジュアリーの二次流通は、節約や掘り出し物探しを超えて、ひとつのカルチャーとして語られています。コン...
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“ロゴの衰退”と“コードの復権” いまラグジュアリーが、もう一度「印刷」ではなく「設計」に戻っている理由
“ロゴの衰退”と“コードの復権”
いまラグジュアリーが、もう一度「印刷」ではなく「設計」に戻っている理由
ラグジュアリーにおけるロゴは、長らく「品質保証」だけでなく「所属」や「成功」を短い...
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近代〜現代の「クリスマス×ファッション」:ラグジュアリーが“祝祭の形”をつくった
近代〜現代の「クリスマス×ファッション」:ラグジュアリーが“祝祭の形”をつくった
近代以降のクリスマスがファッションと深く結びついた理由は、季節行事が単なる宗教・家庭行事の枠を超え、**都市...
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“黒の衝撃”から40年あまり:アヴァンギャルドの文脈はどこへ行く?数々のブランドの黒に対する解釈で見えてくるモード観とは。
“黒の衝撃”から40年あまり:アヴァンギャルドの文脈はどこへ行く?数々のブランドの黒に対する解釈で見えてくるモード観とは。
1980年代初頭、パリで提示されたコム デ ギャルソンの黒は、当時...
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冬の小物が担ってきたもの:体温、階級、美意識
冬の小物が担ってきたもの:体温、階級、美意識
冬の装いは、コートやニットが面積の大半を占めます。だからこそ首元に触れる布や、手元に残る小さな光は、実用と装飾の両方を背負いながら、時代の気分を...
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ジェンダーレスの現在地:フェミニン/マスキュリンの境界線は、どう変わってきたか
ジェンダーレスの現在地:フェミニン/マスキュリンの境界線は、どう変わってきたか
いま「ジェンダーレス」と呼ばれる現象は、服そのものが中性的になったという単純な話ではありません。より正確には、...
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都市とファッションの関係性 ― 東京・大阪・ソウル・パリ・ロンドン。なぜその街で、特定の装いが愛されるのか
都市とファッションの関係性
― 東京・大阪・ソウル・パリ・ロンドン。なぜその街で、特定の装いが愛されるのか
服は、デザインや素材だけで完結するものではありません。どんな街で、どんな移動をして...
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「秋冬アウターの最適解」――“トレンド”と“クラシック”の狭間で、これから何を選ぶか
「秋冬アウターの最適解」――“トレンド”と“クラシック”の狭間で、これから何を選ぶか
1. 「秋と冬が一瞬で入れ替わる」時代のアウター問題
ここ数年、日本の季節はよく「二季化」と言...
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【MOOD Styling Letter】Vol.01 ― お客様の「悩み」からひもとく、静かなスタイリングの話
【MOOD Styling Letter】Vol.01
― お客様の「悩み」からひもとく、静かなスタイリングの話
MOODではこれまで、ブランドの背景やコレクションの文脈を軸に、アイテム...
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「レザーの語彙」 ――ナッパ/スウェード/パテント。ブランドが選ぶ理由と、ジャケット・小物での最適解
「レザーの語彙」
――ナッパ/スウェード/パテント。ブランドが選ぶ理由と、ジャケット・小物での最適解
はじめに
同じ「レザー」と呼ばれていても、ナッパ、スウェード、パテントでは、手触りも...
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「名コレクション断章」— Prada 1996/Dior Homme 2001/Margiela 1997 いまのワードローブに残る核と意味
「名コレクション断章」— Prada 1996/Dior Homme 2001/Margiela 1997
いまのワードローブに残る核と意味
Prada 1996|美を“わずかにずらす”...
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「モヘア・カシミヤ・アルパカ」――毛足の違いで変わる“光の吸い方”。素材史・名作系譜・長持ちケアのやさしい読本
「モヘア・カシミヤ・アルパカ」――毛足の違いで変わる“光の吸い方”。素材史・名作系譜・長持ちケアのやさしい読本
はじめに:同じ色でも“光の表情”が違う理由
コートやジャケットは、色だけ...
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「雨」を離れて考える――英国トレンチ/チェスターフィールドの歴史・文化・継承
「雨」を離れて考える――英国トレンチ/チェスターフィールドの歴史・文化・継承
はじめに
英国コート史を“気候対応”から一歩引いて眺めると、見えてくるのは都市の作法を可視化してきた二つの...
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パンツの世代交代 ――ツータック復権からハイウエスト、裾幅の考え方まで(90s→現在)
パンツの世代交代
――ツータック復権からハイウエスト、裾幅の考え方まで(90s→現在)
はじめに
ここ十数年で、パンツは「細い/太い」の二項対立を行き来してきました。どちらが正しい、では...
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映画とファッションの相互作用 『アメリカン・ジゴロ』から現在まで――スクリーンが変えた装い、装いが変えたスクリーン
映画とファッションの相互作用
『アメリカン・ジゴロ』から現在まで――スクリーンが変えた装い、装いが変えたスクリーン
はじめに
映画の衣装は、ただの“服”ではありません。登場人物の性格や時...
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デザイナーのルーツ地図 育った街・学んだ学校・触れてきた文化が、服に宿す“癖”を読み解く
デザイナーのルーツ地図
育った街・学んだ学校・触れてきた文化が、服に宿す“癖”を読み解く
はじめに
同じテーラードでも、なぜこんなに佇まいが違うのか。答えはしばしば、デザイナーの出身地(...
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スーツの現在形 “権威”ではなく“余白”で語るセットアップ――ブランドの個性と、その背景をたどる
スーツの現在形
“権威”ではなく“余白”で語るセットアップ――ブランドの個性と、その背景をたどる
はじめに
いま、スーツは「威圧」から少し距離を取り、線・素材・所作の余白で語る段階に入っ...
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名コレクション・アーカイブ読本 “なぜ名作と呼ばれるのか”。ショーを丁寧に解像して、いまに生きるヒントを拾う
名コレクション・アーカイブ読本
“なぜ名作と呼ばれるのか”。ショーを丁寧に解像して、いまに生きるヒントを拾う
はじめに
名作と呼ばれるコレクションには、単なる“流行”を越える設計が宿って...
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コートの設計図 チェスター、ラグラン、ダブルブレストを“構造”からやさしく読み解く
コートの設計図
チェスター、ラグラン、ダブルブレストを“構造”からやさしく読み解く
はじめに
コートは、ワードローブの中でもっとも“建築的”な存在ですね。生地の重み、肩の角度、ラペルの形...
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黒の説得力 “強く見せない強さ”。黒の階調・質感・比率でエレガンスを描くための物語
黒の説得力
“強く見せない強さ”。黒の階調・質感・比率でエレガンスを描くための物語
黒の始まり ― 禁欲の象徴から、自由の象徴へ
ファッション史の中で黒が持つ意味は、常に変化し続けて...
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素材で読むモード――ツイード、ギャバジン、シアリング、シルク。素材の物語とお手入れの基本、長く着るための知恵
素材で読むモード――ツイード、ギャバジン、シアリング、シルク。素材の物語とお手入れの基本、長く着るための知恵
はじめに
同じ“黒のコート”でも、近づいたときの印象が違って感じられるのは、...
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小物で文化をまとう――スカーフ/ベルト/ゴールドジュエリー
小物で文化をまとう――スカーフ/ベルト/ゴールドジュエリー
はじめに
服の印象は“大きな一枚”で決まるように見えて、最後の一手で静かに変わります。
首元の布、腰に引く一本の線、手元や鎖...
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アントワープ以後の美学――“退廃”と“クラシック”の間で
アントワープ以後の美学――“退廃”と“クラシック”の間で
はじめに
1980年代半ば、アントワープから届いた静かな波は、モードの見え方を少しずつ変えていきました。黒と白、詩のような余白...
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2025年秋冬の装い総覧――「形」と「質感」が戻ってきた季節へ
2025年秋冬の装い総覧――「形」と「質感」が戻ってきた季節へ
いま起きていること(デザイナーの動きとニュース)
この秋冬は、ブランドの“顔”が変わることで空気が一気に動きました。まず大...
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Giorgio Armani ― 秋冬の“骨格”をつくった人
Giorgio Armani ― 秋冬の“骨格”をつくった人
概要
イタリアン・エレガンスを「軽さ」と「品」で書き換えたのがジョルジオ・アルマーニでした。芯地や肩パッドをそぎ落とし、身...
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アントワープ・シックス――“周縁”から生まれた中心
アントワープ・シックス――“周縁”から生まれた中心
概要
1980年代半ば、ベルギーの港町アントワープから静かな変化が始まりました。
アントワープ王立芸術アカデミーの同窓生たちがロンド...
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Christian Diorのデザイナー遍歴から紐解くラグジュアリーたる由縁とは
Christian Diorのデザイナー遍歴から紐解くラグジュアリーたる由縁とは
モード界の巨人、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)という名は、その創業者だけでなく、後進...
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GUCCIのデザイナー遍歴とDemna就任後の“新章”
GUCCIのデザイナー遍歴とDemna就任後の“新章”
1921年にフィレンツェでグッチオ・グッチによって創業されたGUCCIは、その創業から長い間「イタリアンラグジュアリー」の典型として君...
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Yves Saint Laurent ― 総括:美学の遺産と現代への継承【Part4】
Yves Saint Laurent ― 総括:美学の遺産と現代への継承【Part4】
イヴ・サンローランは、モードの歴史を一時代築いたデザイナーであると同時に、社会の変化を映し出す存在でした...
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Yves Saint Lauren ― サファリ、シースルー、そして70年代の革新【Part3】
Yves Saint Laurent ― サファリ、シースルー、そして70年代の革新【Part3】
イヴ・サンローランがファッション史に刻んだ革新は、1960年代半ばの「ル・スモーキング」と「...
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Yves Saint Laurent ― 「ル・スモーキング」と「モンドリアン・ドレス」が残した革新【Part2】
Yves Saint Laurent ― 「ル・スモーキング」と「モンドリアン・ドレス」が残した革新【Part2】
イヴ・サンローランという名前は、20世紀後半のモード史を語る上で避けては通れ...
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Yves Saint Laurent — パリが学んだ“自由”のかたち【Part 1】
Yves Saint Laurent — パリが学んだ“自由”のかたち【Part 1】
イヴ・サンローランは、モードの歴史に「女性が男物を着る」のではなく「女性の体に合わせて男装を再構築する」...
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トップスを“内側の主役”にする――秋冬のコート/ジャケットに響くシャツ&ニットの美学
トップスを“内側の主役”にする――秋冬のコート/ジャケットに響くシャツ&ニットの美学
秋冬の装いはアウターで完結しない。
視線が最終的に辿り着くのは、襟元・胸元・手首に現れる“内側の温度”だ。...
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