GIANNI VERSACE
“Gianni Versace” 80’s-90’s Shadowed-texture tailored jacket
イタリアを代表するラグジュアリーメゾンとして、官能性と構築性を同時に成立させてきたGianni Versace。
強さを纏わせるシルエット設計と、光を味方につける素材選びにより、装いを「主役の輪郭」へ押し上げる美学を確立したブランドです。
こちらはその思想が最も研ぎ澄まされていた時代の空気を宿した、陰影の美しさで魅せる逸品をご紹介致します。
1980年代後半〜1990年代初頭(1988年〜1992年頃)に製造されたものであると断定できる、光を含んだ織りの表情が印象的であるこちらの逸品。
まず目を奪うのは、黒を単色に見せないテキスタイルの設計で、細かな畝の立つ織りが面に濃淡を生み、身体の動きに合わせて艶が静かに移ろいますね。
この“陰影”がある為、ジャケット本来の端正さは保ちながら、いわゆる定番の黒とは異なる色気と奥行きが自然に立ち上がります。
襟元は太めに取られたラペルが深いVゾーンを描き、視線を縦に落とすことで上半身をすっきり見せ、80’s末〜90’s初頭らしいムードを端正に翻訳しているのが魅力です。
ボタン位置を低めに置いたフロントは重心を落ち着かせ、肩周りの構築と相まって“ソフトでありながら強い”輪郭を作る為、羽織るだけで佇まいが整います。
フラップレスのポケットが面の美しさを優先し、余計な装飾を削ぐことで素材の表情とラペルの存在感がより際立つのも、メゾンの設計思想と言えますね。
内側には滑らかな裏地が配され、着脱の所作を軽くしつつ、覗いた瞬間に品格を添える為、外観だけで完結しないラグジュアリーが丁寧に仕込まれています。
「派手さ」ではなく「密度」で惹きつけるGianni Versaceの黄金期らしい一着で、当時の時代性をまといながらも、今のワードローブに無理なく接続できる完成度が伝わります。
スタイリングとしては、襟の存在感を活かしてシンプルなシャツにスラックスを合わせ、足元はレザーシューズで整えると、テーラリングの陰影が主役になります。
もう一案として、艶のあるインナーにミニマルなボトムを合わせて夜の空気に寄せると、素材の表情とラペルの曲線がよりドラマティックに映えますね。
是非この機会に。
サイズ・寸法
素材
(SHELL)WOOL59%ACRYLIC41%
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