"JUNKO KOSHINO" Geometric motif design 2-way leather shoulder bag

日本を代表するデザイナー、コシノジュンコ氏によるブランドで、建築的なラインと大胆な色面構成を軸に、舞台芸術との往還から生まれるエネルギーをモードへ昇華し、国際的に発信してきたJUNKO KOSHINOより、アイコニックな逸品をご紹介致します。

滑らかなブラックレザーが穏やかな艶をたたえ、緊張感のある直線と斜めのカッティングがフラップの先端で三角のゴールドパーツへと集約され、手に取った瞬間に造形の美しさと機能の明快さが同時に伝わるこちらの逸品。

ブランドらしい幾何学的アプローチが端正に落とし込まれ、フラップの斜線がアイコニックな三角金具に吸い込まれるような配置で視線をさりげなく中央へ誘導し、トップハンドルの柔らかな曲線がボディの直線と呼応することで、建築的ながら日常に馴染むバランスが心地よいと言えますね。金具は上品なゴールドトーンで、エッジの処理やコバの仕上げまで丁寧に整え、ステッチも均一で、ミニマルな面の美しさを損なわない精度が魅力です。

ディテールは、手に収まりのよいトップハンドルと取り外し可能なショルダーストラップの2way仕様で、金具の着脱が滑らかだからシーンに合わせた持ち替えが快適で、ボディは自立するほどの適度なハリがあり、中身が入っても形が崩れにくく、底マチに厚みを持たせることで収納力と安定感が両立されています。

フラップは三角金具のロックで開閉し、内部にはファスナーポケットとスリップポケットを備える為、長財布やスマートフォン、名刺入れやキーケースなどを用途ごとに整然と収められ、内装のレザー張りが触れるたびに小さな高揚をくれますね。また、ハンドルとショルダーストラップの2WAY仕様により、シーンやスタイリングに合わせた柔軟な使い分けが可能で、特に通勤からアフターディナーまでシームレスに持ち歩ける汎用性が魅力です。

表面の余白を生かした一枚取りに近い設計で縫い割りが少なく、ミニマルな表情のまま経年の艶を楽しめる点も付加価値と言えます。

スタイリングとしては、テーラードコートとセンタープレスのトラウザーにハンドル持ちで合わせると、直線の美しさがそのまま装いの芯になり、ジェンダーレスな端正さが際立ちます。また、ニットワンピースやIラインのスカートにショルダー掛けで軽さを添えると、歩くたびにフラップの斜線がリズムを生み、洗練されたモード感を演出して頂けますね。

是非この機会に。