"Cartier" Les Must de Cartier bordeaux color leather wallet

ルイ=フランソワ・カルティエを筆頭にパリのモントルゲイユ通り29番地から始まり、ナポレオン3世のいとこにあたるマチルド皇女がジュエリーを購入したことをきっかけにパリの上流階級で愛される様になったCartierより、機能性と仕立ての美しさを兼ね備えた逸品をご紹介致します。

艶やかな艶をまとったカーフスキンは、時を経てもなお瑞々しい光沢を保っており、繊細な手触りの中に芯のある強さを感じさせてくれます。中央に型押しされたダブルCのアイコニックなロゴは、控えめながらも確かな存在感を放っており、長く愛用されてきたカルティエならではの気品を漂わせていますね。

スナップボタンで開閉するフラップの内側には、紙幣やカードを整理しやすいスロットが端正に配置されており、ゴールドのメタルフレームで縁取られたがま口のコインポケットが備わっている為、機能面でもしっかりと実用性を備えています。また、コーナーを飾るゴールドのメタルパーツが全体を引き締めており、そのディテールからはジュエラーとしての美意識が垣間見えます。

「レ・マスト ドゥ」のシリーズは、1970年代から80年代にかけて展開されたCartierの象徴的ラインであり、日常に寄り添う実用性と、エスプリの効いたデザイン性が魅力です。その中でもこちらのような革小物は、当時の時代背景と職人の手仕事の妙が色濃く反映されており、唯一無二の仕上がりを誇っていますね。

是非この機会に。