"Tiffany&Co" Button motif design silver cufflinks

1837年に創業して以来、至高の美を湛えたジュエリー、飽くなき革新、そして類まれなクラフトマンシップで世界的に知られるまでに成長を遂げ

今なおファンを魅了し続けているTiffany&Coより、格式高い着こなしを実現して頂ける逸品をご紹介致します。

艶やかなシルバーの面が静かに光を返し、丸く縁取られた端正な表情が装いの“仕上げ”を品よく語るこちらの逸品。

正面は浅くくぼませたボタンフェイスを滑らかな鏡面で整え、外周は段差のあるリムで引き締めて輪郭を際立たせており、中心の四つ穴にはゴールドトーンの結びを象ったアクセントを配することで、静かな銀の中に温度のある煌めきが一点だけ浮かび上がりますね。

サイズは袖口に収まり良い程よいバランスで、縁は丁寧に面取りされている為、シャツ地への当たりが柔らかく、着脱の所作まで滑らかに感じられます。背面はスウィベル式の留め具で可動域に余裕があり、ダブルカフスの穴を通す動きがスムーズで、袖口を痛めにくい実用性が備わっていると言えます。

ボタンモチーフが持つ意味合いは“結ぶ・整える・仕立てを完成させる”であり、服づくりの原点にある道具をジュエリーとして昇華することで、日常の所作に品格を与えるのがティファニーらしい解釈ですね。つまり、目立ちすぎずに確かな存在感で袖口を結び、着る人と衣服、またシーンとシーンを上品につないでくれる点こそ、このカフリンクスならではの付加価値と言えます。性別にとらわれず、テーラリングの文脈をさりげなく語れる点も魅力です。

スタイリングとしては、白のフレンチカフスシャツにピークドラペルのジャケットを重ね、ヒールブーツで整えると、クラシカルで凛とした佇まいに仕上がり、式典から夜の席まで難なく対応できます。あるいは、オーバーサイズのシャツに、遊び心のあるネクタイやスカーフを細く合わせ、袖口だけにこのシルバーを覗かせれば、日常の中に静かなモードの余韻を演出して頂けます。

是非この機会に。