"Max Mara" Renzo Piano design Whitney bag

イタリアで創業して以来、モダンなプレタポルテファッションのパイオニアとして注目を集め、エレガントでコンテンポラリーなアイテムを展開するMax Maraより、アイコニックな逸品をご紹介致します。

建築とファッションが静かに重なり合うような佇まいを持つこちらのバッグは、イタリア建築界の巨匠レンゾ・ピアノ建築事務所によってデザインされた、MaxMaraを代表する「Whitney Bag」で、洗練と知性、そして品格を感じさせるシグネチャーとして、都市に生きる大人のために構築された逸品です。

ボディ全体を覆うリズミカルなステッチラインは、ニューヨークのホイットニー美術館のファサードを想起させる建築的な陰影を生み出しており、滑らかなカーフレザーの質感が縦の構成美と相まって、光の角度によって異なる表情を描き出すため、あらゆる瞬間にモダンな輪郭が宿ります。

優れた皮革のなめしと仕立てにより、硬質な印象を残しつつも手馴染みの良い柔らかさを備えており、ショルダーストラップの滑らかな曲線や、ボトムに配されたマトラッセ調のマチ構造とのコントラストが、使うたびに深まる完成度を感じさせてくれますね。

また、バッグのシルエット自体はスクエアをベースとしながらも、サイドから覗く僅かな丸みや底部の構造美により、直線と曲線のバランスが絶妙に調整されているため、クラシカルでありながら未来的な造形美が同居しています。

このバッグをお選びいただく方は、機能性やトレンドだけではなく、造形や物語性に美意識を向けられる方であり、日々の装いに知的な奥行きを添えたいとお考えの方や、ミニマルで洗練されたライフスタイルを志向される方にぜひおすすめです。

スタイリングとしては、端正なラインを描くウールトラウザーやマキシ丈のブラックスカートなどと合わせ、シャープなジャケットを羽織っていただくことで、バッグの建築的ディテールがより際立ちますし、カラーはキャメル系で統一しつつ、足元をやや重たくまとめることで、全体の重心を美しく保ちながらジェンダーレスなニュアンスを自然に演出してくれますね。

是非この機会に。