Jewel Obsession -Part1.“美の原体験と小さな宝物“

Jewel Obsession -Part1.“美の原体験と小さな宝物“

Jewel Obsession

:Jewel Obsession では、FIG  MARKETが特別にセレクトした小物を、美にまつわる私たちの視点とともにご紹介いたします。


Part1.のテーマは“美の原体験と小さな宝物“。

FIG MARKETが大事にしている、“美しいものへの憧れ“の原点とともに、10点の特別なアクセサリーをご用意いたしました。




-Part1. 美の原体験と小さな宝物

(by Takuro Kawaguchi)


“美の原体験”を覚えているだろうか?

冬の日の冷たい空気の中で見た朝日、美術館の暗がりで見た「真珠の耳飾りの少女」や、繊細に奏でられるピアノの音色など、

人それぞれ様々な原体験があるだろう。


私にとってのその一つは、母の手元だ。

と言っても、私が惹かれたのは手そのものではなく、手元で輝く指輪や時計、ブレスレットといった小さな宝物たちである。

子どもの頃の私にとって、手の動きとともに変化する輝きの変化や、細部まで作り込まれた品々は、手元という限りある範囲でありながらも同時に、“広い世界”であった。


今でもそんな“狭くて広い世界”へ没頭する瞬間、

私にとって現実の広い世界は存在せず、そこには小さな宝物の織りなす美しさの享受のみが存在している。

人は美しさを享受する時、時に憧れ、畏怖し、または幸福を感じるだろう。

美しさを認識した後の感情の反応は様々だが、

人が情報を受けとる際の情報の認識の一つとしての“美しさ”は、

真に強い感情を引き起こすように私には思えるのだ。


だからこそ私は、今日も小さな宝物たちと共に生活を送る。

その美しさが、日々の喧騒からの出口となり、

また憧れへの強い情熱の入り口となるから。


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