{"product_id":"special-hermes-look5","title":"-SPECIAL- “HERMÈS Late 00’s-10’s leather piped virgin wool long coat","description":"\u003cp\u003e1837年にパリの馬具工房として創業し、レザーを扱う卓越した技術と素材への深い理解を礎に、衣服の領域でも独自のエレガンスを築き続けてきたHERMÈSより、メゾンのクラフツマンシップとテーラリングの美しさを存分に感じていただける大変貴重な逸品をご紹介致します。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e細かな織りによって奥行きを生み出したブラウンのヴァージンウールを、すっきりと縦へ落ちるロングシルエットに仕立て、首元からフロントへブラックのラムスキンを流れるように配することで、クラシカルなコートの構造へHERMÈSらしいレザー使いを溶け込ませたこちらの逸品。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e\u003cimg src=\"https:\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0630\/2751\/1534\/files\/AD6063E4-C69F-4A01-8F14-4A1BEB5E0912.jpg?v=1789560494\" alt=\"ブラウンウールと黒いラムスキンを組み合わせたロングコートの全体着用\" loading=\"lazy\" style=\"max-width:100%;height:auto;display:block;margin:1.5em auto\"\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e最も印象的なのは、一般的なテーラードコートのように大きなラペルを設けず、首のラインへ沿うラウンドネックをラムスキンで丁寧に縁取った設計で、ウールの落ち着いた質感とレザーの滑らかな艶が隣り合うことにより、装飾を加えすぎることなく輪郭そのものへ明確な個性を与えています。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e\u003cimg src=\"https:\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0630\/2751\/1534\/files\/5A9349FC-9A75-4FED-90B4-A27893C7B597.jpg?v=1789560494\" alt=\"ラウンドネックのラムスキン縁取りとH型ブラックボタン\" loading=\"lazy\" style=\"max-width:100%;height:auto;display:block;margin:1.5em auto\"\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eそのレザーパイピングはネックラインからフロント上部へ自然に続き、中央をH型に象ったブラックボタンへ繋がる構成となっており、ブランドを象徴する意匠を大きく主張するのではなく、服の構造の一部として取り込んでいる点にもHERMÈSならではの洗練を感じていただけますね。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e表地にはヴァージンウール100パーセントを使用しており、ブラウンを基調としながら細かな濃淡を含む織りによって、無地でありながら豊かな表情を備えています。近くでは緻密なテクスチャーが際立ち、離れて見ると端正な一色へと馴染む為、クラシカルな品格と現代的な静けさを同時に楽しめる素材使いとなっています。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e\u003cimg src=\"https:\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0630\/2751\/1534\/files\/9D1E381F-D3E3-4B6B-BE0C-C16D6B9F0D4A.jpg?v=1789716008\" alt=\"ブラウンのヴァージンウールの細かな織り目と袖口\" loading=\"lazy\" style=\"max-width:100%;height:auto;display:block;margin:1.5em auto\"\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eフロントには胸元へ一つのウェルトポケット、腰位置へ左右それぞれフラップポケットを配置し、余分な装飾を抑えながら実用的なディテールまで美しく整理されています。背面もセンターシームを軸とした簡潔な構成で、長い着丈に対して身頃をすっきりと整えることにより、身体の縦のラインを自然に強調する端正なフォルムへ仕上げられています。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eそして内側には、外観のブラウンとブラックから鮮やかに切り替わるオレンジ系のシルクライニングを全面に使用しており、品質表示からも裏地がシルク100パーセントであることが確認できます。表からはほとんど見えない場所へ豊かな色彩と上質な素材を用いる構成は、目に見える華やかさだけでなく、着用する人自身が触れ、感じる部分まで大切にするHERMÈSの服作りを象徴する要素と言えますね。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e\u003cimg src=\"https:\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0630\/2751\/1534\/files\/B507501C-A2C2-43E7-88F2-32894D3FBA64.jpg?v=1789560494\" alt=\"ブラウンのコートを開いて見せた鮮やかなオレンジのシルク裏地\" loading=\"lazy\" style=\"max-width:100%;height:auto;display:block;margin:1.5em auto\"\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e品質表示には、表地ヴァージンウール100パーセント、レザー部分にラムスキン、裏地にシルク100パーセントの記載が確認でき、異なる天然素材をそれぞれの性質に合わせて使い分けています。温かみと落ち着きを備えたウール、輪郭を引き締めるラムスキン、身体との間を滑らかにつなぐシルクという三つの素材が、一つのコートの中で明確な役割を持ちながら調和している点は、非常に贅沢な仕様です。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e年代については、HERMÈSとPARISを二段で配した生成りの織りネーム、別体となったMADE IN FRANCEタグ、サイズ表記や品質表示の構成、副資材を総合し、2005年から2011年頃に位置付けられる個体と判断しています。2006年のJean Paul GaultierによるHERMÈS作品についても、同様にHERMÈSとPARISを二段で配し、MADE IN FRANCEを別タグとする仕様が公的収蔵資料に記録されており、今回のタグ体系とも高い整合性があります。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e\u003cimg src=\"https:\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0630\/2751\/1534\/files\/661DF16A-3F0B-4F52-A9E8-9E93AACDDEEC.jpg?v=1789716008\" alt=\"HERMÈS PARIS織りネームと別体のMADE IN FRANCEタグ\" loading=\"lazy\" style=\"max-width:100%;height:auto;display:block;margin:1.5em auto\"\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eこの年代はJean Paul GaultierがHERMÈSのウィメンズプレタポルテを手掛けた時期と重なっており、Gaultierによる最後のコレクションは2011年春夏、その後2011年秋冬からChristophe Lemaireへ引き継がれています。今回の個体そのものをGaultierデザインと断定するものではありませんが、年代条件としては同時代のHERMÈSに属する可能性が非常に高い位置にあります。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eさらに興味深いのが、この時期のHERMÈSにおけるレザーとテーラリングの関係で、2010年秋冬のウィメンズでは1960年代のロンドンやSavile Rowのテーラリングを背景に、レザーをスーツや襟、フロックコートへ組み込む表現が公式資料にも記されています。今回のコートに見られる、ブラウンのウール地へブラックレザーを襟元とフロントへ集中させた構成は、まさにこの時代のHERMÈSが追求していた素材と仕立ての考え方を読み解く上でも非常に興味深いものです。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e特にこの逸品で注目していただきたいのは、馬具工房を起源とするHERMÈSにとって最も重要な素材の一つであるレザーを、全面へ贅沢に用いるのではなく、首元と留め具というコートの印象を決定する箇所へ集中させている点です。レザーの量そのものではなく、その配置によってメゾンの背景を感じさせる設計となっている為、ブランドの歴史性を非常に洗練された形で楽しんでいただけます。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eサイズは38表記で、縦へすっきりと落ちるロング丈と端正なショルダーラインによって、クラシカルな佇まいを保ちながら現代のワードローブにも自然に馴染みます。分かりやすいロゴや装飾ではなく、素材、仕立て、ディテールの質からHERMÈSを楽しみたい方や、アーカイブとしての背景まで含めて長く所有できるアウターを求める方にこそ、手に取っていただきたい逸品です。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e\u003cimg src=\"https:\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0630\/2751\/1534\/files\/32B55738-30F3-4DE3-A54B-78E9A8909F25.jpg?v=1789560494\" alt=\"端正な肩線と縦に落ちるロング丈を示すコートのサイド着用\" loading=\"lazy\" style=\"max-width:100%;height:auto;display:block;margin:1.5em auto\"\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eスタイリングとしては、シャツとスラックスを合わせた端正な装いはもちろん、ドレスやロングスカートと合わせて柔らかなシルエットを重ねる着こなし、セットアップの上からそのまま羽織るクラシカルなスタイルにも美しく馴染みます。メンズ、レディースという枠へ強く寄せることなく、テーラリングの緊張感と素材の上品さを活かしたジェンダーレスな装いへ落とし込める点も、MOODとして特におすすめしたい魅力ですね。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eヴァージンウール、ラムスキン、シルクという素材の選択、Hモチーフを構造へ取り込んだ首元の設計、そしてJean Paul Gaultier期と重なるHERMÈSのプレタポルテ史まで含めて楽しめる、スペシャルコレクションに相応しい逸品となっております。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e是非この機会に。\u003c\/p\u003e","brand":"HERMES","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":49468435824878,"sku":null,"price":428000.0,"currency_code":"JPY","in_stock":false}],"thumbnail_url":"\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0630\/2751\/1534\/files\/214AB048-67F5-49B6-A34D-9C5F6FCACB48.jpg?v=1789560494","url":"https:\/\/mood-by-link.com\/products\/special-hermes-look5","provider":"MOOD","version":"1.0","type":"link"}